塗装専門店等から外壁塗装の見積りをとると、大抵最初の方の項目に高圧洗浄やケレン等の項目があると思います。
昨今の流れから言うとこの項目がない見積書を提出してきた業者はすでにNGだと思います。
説明する意識がないか、知識がないか、営業会社かそんなところだと思います。
少し脱線しますが、営業会社について私はそれだけで否定はしませんし、営業のプロデュース能力と責任感があればきっとお買い得な買い物ができるはずです。外注だから高いというのは違います。この件はまた後程記事をあげていこうと思います。
本題に戻りますが、高圧洗浄やケレン・下地処理の仕方により塗装の耐久性や仕上がりは大きく変わります。
屋根塗装の高圧洗浄を例にあげると
高圧洗浄をしない場合はどんな高級塗料で塗っても1年以内に剥げてくることになるでしょう。
また
高圧洗浄が粗い場合数年で不具合が起きるでしょう。
この高圧洗浄は塗ってしまえばどんな洗浄をしたのか確認できません。
塗ってしまえば洗浄してなくてもきれいに仕上がります。ただすぐ剥げますが・・・
高圧洗浄の目的は、コケや砂ほこりなどをきれいに洗い落とし、はがれかかっている旧塗膜の除去です。
地味な仕事で高所での作業になるので危険です。また慣れた職人でも腰が痛くなるなど大変な作業になります。
そういった作業なのでもっとも手抜きされやすい部分です。
「綺麗に塗装してくれてありがとう」なんてやさしい声はかけて頂くことはありますが、綺麗に洗浄してくれてありがとうなんてめったに聞きません。
高い部分なので危ないですがこの時点で一度確認されることをおすすめします。
双眼鏡等を使えば安全な場所から確認できますし、下から双眼鏡を持った施主様が見てると自ずと職人もはりきって洗浄作業ができます。
※外壁などのコケやカビは洗浄だけでは落ちない場合も多々あります。コケがぎっしりと生えて年数がたっている場合などは、濃い緑色の壁が薄い緑色になる程度の変化はありますが、完全に落としきれません。
次にケレンと言われる作業です。
主に、木部や鉄部を塗装する前に行います。
目的は、洗浄機を使っても落とすことができない旧塗膜の除去・サビ落とし・塗装する部分に細かな傷を入れて塗料の密着性を高める等があります。
これもまた非常に地味で落としてるサビや木くず等が舞い散り、根気のいる作業です。
しっかりケレンをしなければ数年で剥がれてきたり、あっという間にサビが浮き出てきます。
またサビている雨戸等をあまりケレンせずに塗装すると、凸凹した感じに仕上がり見た目もよろしくおりません。
逆に錆びついた雨戸などは職人を見極めるのにもってこいかもしれません。
腕のよい職人ならしっかりサビを落とし、鏡面仕上げに近い状態で塗装することができます。
新品の雨戸は余程の下手くそが塗らない限りキレイに仕上がります。
雨戸は刷毛で塗る職人・ローラーで塗る職人・塗装機で吹き付ける職人さまざまだと思いますが、刷毛で塗装してキレイならその職人さんは腕があるといえるでしょう。
ケレンの工程もしっかり確認するとよいと思います。
塗装する部分の傷みがそんなに激しくなく高圧洗浄やケレンをしてそのまま塗装できれば問題ないのですが、瓦が割れていたり、木部が腐ってきてたり、鉄部がサビて穴があいてる場合などは、下地補修が必要です。
下地補修で一番多いのは、パテやコーキングで埋めて塗装するという方法ですが、塗装屋さんによっては、本来交換が必要な部分でもコーキングなどで覆い塗装しちゃう場合があります。
交換すると予算が増えるし、コーキングで埋めても2,3年で傷むなんて場合がありますから、このような部分はしっかりと業者とコミュニケーションを図ることが大切だと思います。
これらを軽視すると、折角の高い塗料代や工事代が台無しで、お金を無駄にする事になります。これらの工程が大事であることを営業トークと使用してる業者もいるので、そういう部分も含めしっかりと作業してくれる業者を選んで下さい。
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昨今の流れから言うとこの項目がない見積書を提出してきた業者はすでにNGだと思います。
説明する意識がないか、知識がないか、営業会社かそんなところだと思います。
少し脱線しますが、営業会社について私はそれだけで否定はしませんし、営業のプロデュース能力と責任感があればきっとお買い得な買い物ができるはずです。外注だから高いというのは違います。この件はまた後程記事をあげていこうと思います。
本題に戻りますが、高圧洗浄やケレン・下地処理の仕方により塗装の耐久性や仕上がりは大きく変わります。
屋根塗装の高圧洗浄を例にあげると
高圧洗浄をしない場合はどんな高級塗料で塗っても1年以内に剥げてくることになるでしょう。
また
高圧洗浄が粗い場合数年で不具合が起きるでしょう。
この高圧洗浄は塗ってしまえばどんな洗浄をしたのか確認できません。
塗ってしまえば洗浄してなくてもきれいに仕上がります。ただすぐ剥げますが・・・
高圧洗浄の目的は、コケや砂ほこりなどをきれいに洗い落とし、はがれかかっている旧塗膜の除去です。
地味な仕事で高所での作業になるので危険です。また慣れた職人でも腰が痛くなるなど大変な作業になります。
そういった作業なのでもっとも手抜きされやすい部分です。
「綺麗に塗装してくれてありがとう」なんてやさしい声はかけて頂くことはありますが、綺麗に洗浄してくれてありがとうなんてめったに聞きません。
高い部分なので危ないですがこの時点で一度確認されることをおすすめします。
双眼鏡等を使えば安全な場所から確認できますし、下から双眼鏡を持った施主様が見てると自ずと職人もはりきって洗浄作業ができます。
※外壁などのコケやカビは洗浄だけでは落ちない場合も多々あります。コケがぎっしりと生えて年数がたっている場合などは、濃い緑色の壁が薄い緑色になる程度の変化はありますが、完全に落としきれません。
次にケレンと言われる作業です。
主に、木部や鉄部を塗装する前に行います。
目的は、洗浄機を使っても落とすことができない旧塗膜の除去・サビ落とし・塗装する部分に細かな傷を入れて塗料の密着性を高める等があります。
これもまた非常に地味で落としてるサビや木くず等が舞い散り、根気のいる作業です。
しっかりケレンをしなければ数年で剥がれてきたり、あっという間にサビが浮き出てきます。
またサビている雨戸等をあまりケレンせずに塗装すると、凸凹した感じに仕上がり見た目もよろしくおりません。
逆に錆びついた雨戸などは職人を見極めるのにもってこいかもしれません。
腕のよい職人ならしっかりサビを落とし、鏡面仕上げに近い状態で塗装することができます。
新品の雨戸は余程の下手くそが塗らない限りキレイに仕上がります。
雨戸は刷毛で塗る職人・ローラーで塗る職人・塗装機で吹き付ける職人さまざまだと思いますが、刷毛で塗装してキレイならその職人さんは腕があるといえるでしょう。
ケレンの工程もしっかり確認するとよいと思います。
塗装する部分の傷みがそんなに激しくなく高圧洗浄やケレンをしてそのまま塗装できれば問題ないのですが、瓦が割れていたり、木部が腐ってきてたり、鉄部がサビて穴があいてる場合などは、下地補修が必要です。
下地補修で一番多いのは、パテやコーキングで埋めて塗装するという方法ですが、塗装屋さんによっては、本来交換が必要な部分でもコーキングなどで覆い塗装しちゃう場合があります。
交換すると予算が増えるし、コーキングで埋めても2,3年で傷むなんて場合がありますから、このような部分はしっかりと業者とコミュニケーションを図ることが大切だと思います。
これらを軽視すると、折角の高い塗料代や工事代が台無しで、お金を無駄にする事になります。これらの工程が大事であることを営業トークと使用してる業者もいるので、そういう部分も含めしっかりと作業してくれる業者を選んで下さい。
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