外壁塗装を依頼する時に、失敗する点として、

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付帯部分を軽視する
または
一切比較検討しない
という傾向があります。
親切な業者は付帯部分の説明はしてくれます。
「しっかりケレンして塗装しますから、安心してください。」
と言った感じです。
しっかりケレンってどの程度かわかりません。または人によってしっかりの基準が曖昧です。
また使用材料について説明が無い場合もあります。
外壁は
シリコンですか?
フッ素にしますか?
光触媒にしますか?
と色々おすすめされます。
木部塗装はウレタン?シリコン?それまたキシラデコール?ペンキステイン?
金属部分はサビ止めを全面に塗るのか、サビてる部分だけに塗るのか、エポキシ系サビ止めなのか、サビキラーを使うのか等という説明はなかなかしない場合が多いでしょう。
屋根塗装の材料は外壁同様説明はあると思います。
なぜ説明しないのか?
基本的に塗装は
木部 鉄部 屋根 外壁の順番で剥げにくいんです。
外壁が剥げるなんていうケースは殆どありません。もちろん外壁もチョーキングしたり、色あせはします。でも塗料が剥がれるってことはまずありません。
しかし、木部はすぐ剥がれてしまうケースがあります。 鉄部もすぐ錆びが出てくるケースがあります。
だから細かく話したくないのです。
下手に突っ込んで話すと、クレームにつながるか、正直にすぐ剥げるから5年程度で再度塗装し直して下さいね。と言わざるえません。
また、今でも木部や、金属はウレタン等で塗る業者が多いです。
理由はフッ素を塗っても剥げれば同じ。
もちろん最近の住宅は破風板等の昔は必ず木部を使っていた部分を樹脂製の破風板で建てられているケースも多いです。
しかし、業者再度からすると、木部はウレタン、それ以外は、シリコン等と使い分けると、在庫しておくのが大変なので、一律にしている業者が殆どかと思います。
つまり、外壁は15年の耐久性の高級塗料で塗装しますが、他はとりあえず塗りますね。と言った具合です。
破風板が目立つ建物の場合、その部分が剥げたら、見かけが台無しです。
外壁の塗料だけでなく、木部や鉄部の塗り方、使用塗料をしっかり確認することをおすすめします。

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