一昨年末から発売されている
ラジカル制御型シリコン
塗膜破壊を引き起こす原因物質「ラジカル」は、塗料成分のひとつ「酸化チタン」に紫外線が 当ることで発生し、塗膜劣化を促進させます。 等と説明されますが、
要するに今までより少しだけ強い水性シリコンです。
日本3大メーカーである、日本ペイントのパーフェクトトップ、SK化研のエスケープレミアムシリコンに加わる形で最近関西ペイントからもアレスダイナミックトップが発売されました。
各社HPをはじめ一押しの商品です。
塗料の説明会等で一通り説明は聞く私たちでさえいまいちわかりません。
で結局長持ちするの? 安いの? 高いの?
分子式やイラストで分かりやすく説明してくださるのですが、ピンときません。
一般的な話ですが、ポピュラーな材料は塗料メーカーそれぞれで発売されてます。
同グレードの材料でも後から出たものの方が品質的に優れてる場合が多いです。
3大メーカーとよく言われますが、日本特殊塗料、菊水、スズカファイン、ロックペイントさまざまな塗料メーカーがあります。
ポピュラーな材料なら基本的に横一線と考えてよいと思いますが、各メーカー後から出した方は、他者の成分を研究しそれ以上のものをつくろうと頑張る傾向があります。
今回関西ペイントは他者から遅れること1年以上ですので、アレスダイナミックトップは一液ラジカル制御型シリコンの中ではいろんな面で性能が上なんじゃないかなと思います。
実際にパーフェクトトップを塗ってみた感想は、弱溶剤(油性)の材料と同じくくらいの艶があります。
これ水性?ってくらい艶がいいんです。
でも結局水性シリコンなのでそんなに長い耐久性は期待できません。 あくまでも10年程度だと思います。
各社フッ素に迫るくらいの表現です。
フッ素よりはかなり弱いということなんでしょう。
一液水性フッ素ならこのラジカルシリコンと価格帯もほとんどかわりません。
ラジカル制御だから普通のシリコンじゃないんです。なんて売り込みもあるでしょうが、今このラジカル制御型1液シリコンはスタンダードですからお間違いにならないようにしてください。
このラジカルとかセラミックとかネーミングがいいから期待しちゃいますが、ラジカルって・・・・
艶だけはいいんだけど・・・・
もっと専門的に知りたい方は
ラジカル制御型塗料 比較 パーフェクトトップ プレミアムシリコン ダイナミックトップ
この記事を読んだ人は以下の記事もよく読まれています。
初めて塗装工事をご検討の方へ 是非読んでみてください
水性と油性の違いと耐久性の違い
オートンイクシード15+ サイディングには必需品 20年耐久
当ブログはラインで更新通知を受け取れます。 是非登録してみてください。

人気ブログランキングに参加してます。
いつもご協力感謝です(>_<)
↓ポチっとお願いします<m(__)m>

にほんブログ村

人気ブログランキングへ