当ブログでもおすすめしているオートンイクシード15+ですが、一年前くらいに私が初めて知ったころはネット検索してもメーカーHPくらいしか出てきませんでしたが、様々な業者が取扱うようになってる様でビックリしました。
☆目次
▶1 サイディングの目地シーリングの必要性
▶2 変成シリコンとオートンイクシード15+の違い
▶3 色のバリエーションが豊富なオートン
▶4 シーリングやり替え時の注意点
▶5 変成シリコンとオートンイクシード15+の価格差
▶6 シーリングは重要な部分なので上手な人に任せる
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1 サイディングの目地シーリングの必要性
外壁に窯業サイディングを貼る建物が増えてきました。窯業サイディングは
耐火性・耐久性に優れ、タイル調、石張り調、木目調等のバリエーションが豊富でモルタル壁に比べひび割れしにくい等のメリットがある為住宅の外壁として主流となってます。
しかし、窯業サイディングも経年劣化により、表面の塗膜が傷むと水を吸うようになります。
また、サイディングのつなぎ目のシーリングは紫外線等により、ヒビ割れが生じたり、硬化したりして、10年程度でやり直す時期になります。
このシーリングですが、
継ぎ目からの雨水の侵入を止める一時防水の役目
サイディングが動いた時の衝撃を和らげる役目があります。
ひび割れが入ったり、切れたり、硬化したシーリングはすでに役目が終わっているということになります。
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2 変成シリコンとオートンイクシード15+の違い
オートンイクシード15+が発売されるまでは、変成シリコンでシーリングの打ち替えを行ってました。
この変成シリコンの耐久性は一般的に8年~10年とされています。
オートンイクシード15+は約20年です。
しかも『LSポリマー』の誕生により、経年で流出する「可塑剤」を配合せずに優れた柔軟性を実現!
この可塑剤が配合されてないというのも重要なポイントです。
変成シリコンにもノンブリードタイプというものがあります。
ブリードタイプのシーリングに比べるとブリードしにくく作られていますが、やはり時間が経つとブリードします。
ブリードって何?
ゴム成型品が、時間が経つと、表面に油がでてきて、べちゃべちゃするというものです。
この表面に出てきてべちゃべちゃする油が可塑剤です。
可塑剤が表に出てきてべちゃべちゃすると、せっかく塗装した外壁に油染みのようににじみ出てきます。
オートンイクシード15+はそのような心配がなく耐久性が高いので外壁塗装にオススメなシーリング材です。
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3 色のバリエーションが豊富なオートン
オートンイクシード15+はオート化学工業というメーカーの製品です。
このオート化学工業はカラーバリエーションが豊富なシーリングメーカーとしても有名です。
発売当初は標準色で60色のラインナップでしたが現在74色までラインナップを広げています。

外壁を新しい色で塗り替える場合はシーリングも塗装するので、基本的に白でシーリングをしますが、意匠性の高いサイディングを再生すべくクリアーで塗装する場合等は、サイディングの色に合わせてシーリングの色を選べるので非常に重宝します。
※一般的な変成シリコンノンブリードタイプは全10色程度のものがほとんどです。
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4 シーリングのやり替え時の注意点
この窯業サイディングのシーリングの打ち直しですが、30坪程度の窯業サイディングの場合15万~25万円程度かかります。



既存のシーリングを全部撤去後、底面にシーリングが接着しないように二面接着で仕上げるためにボンドブレーカーやバックアップ材等を底面に貼ります。
目地の両サイドはマスキングテープで養生し綺麗に仕上げます。
結果15万円~25万円の費用が掛かります。
このサイディングの塗装工事ではメインとなるシーリングの打ち替えですが、シーリングを打ち増しで仕上げる業者もいます。
ひび割れたシーリングの上から打ち増した後塗装するので、数年は綺麗です。
しかし、2~3年でまたシーリングのひび割れが発生します。
シーリングはある程度の厚み(5~7mm程度)があることを前提に耐久性を認められています。
数mm表面に塗ったり、穴埋めしたのでは意味がありません。
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5 変成シリコンとオートンイクシード15+の価格差
30坪程度の窯業サイディングの家の場合シーリング材はどれくらい使うでしょう?
今回はわかりやすくカートリッジタイプでいうと20本~30本使います。


下がカートリッジタイプです。
DLYなんかする方はホームセンターでコーキングやシーラント等といって売られているやつです。
価格は楽天市場で確認ください。
変成シリコンと比べると若干高いくらいですね。
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6 シーリングは重要な部分なので上手な人に任せる
シーリングの打ち替え工事は上手、下手がすぐわかります。仕上がりが悪いと目立ちます。
滑らかに平に隙間なく仕上げなくてはなりません。
たまに慣れない塗装職人がやると散々な仕上がりになります。
普段、打ち増ししかしてないような職人に任せると危険です。
シーリングを専門にしているような業者、塗装業者でもシーリング部分はシーリング業者に任せているような、
信頼できる業者に任せましょう。
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7 まとめ
窯業サイディングの目地部分の劣化は最大の弱点です。
表面の塗装より気を配るべき部分です。
数年前まではシーリング部分に打ち増して補修した後塗装するという塗装屋も多かったです。
そのような塗装屋の根拠のない『大丈夫です』に騙されて費用のかからない補修で済ますと後悔する場合が多いです。
この部分は屋根や木部・鉄部に並ぶ重要視されるポイントです。
窯業サイディングの目地シーリングに劣化がみられる場合は、しっかりとした材料で、技術力のある業者選定をお勧めします。
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