ネット上や実際の施主様等から外壁塗装のトラブルをよく耳にします。
以前頼んだ業者はこうだったから二度と頼まない。
今塗ってもらってるけどこれは正しいやり方なのか?
今までもさんざん書いてきましたが、塗装ってあいまいなんです。
また施主様のニーズも様々です。
業者もピンからキリまでいますし、業者も施主様もそれぞれ感覚的なものが違います。
施主様の中には
「うわぁ~新築の時みたいになってありがとう」
とおっしゃって頂ける方もいます。
同じように塗っても
「色がおもってたのと違う」とか
「ヒビの補修後が角度によってはわかる」
のようにおっしゃられる方もいます。
私たち業者もからシミュレーション等でご提案する時等に色は若干違うように見えることはありますよ。
とか
ヒビの補修後は出来るだけ肌合わせしますが、目立つ場合もありますよ。
とか工事前に説明する場合もありますし、忘れちゃったりする場合もあるかもしれませんし、一つ一つ説明しだすときりがない場合もあります。
逆に新築の時のようにバッチリ塗ります。とか全部塗ります。
というように誤解を招くような営業トークを多用する営業マンもいるでしょう。
厳密に言えば塗り替えなので、新築の時と同じように再現することは不可能ですし、サッシからガラスから全部塗るわけではありません。
もちろん私たちのような塗装業者のあきらかな手抜きや業者間で話す時にでもそれはまずいなというような施工を平気でする業者がいることも事実です。
が、完璧な施工をしてると自問自答した時にそう言い切れる業者もいないと思います。
まず、予算の問題があります。周辺の業者が100万円で施工してるのにいくら完璧な施工をするからといって180万円かかりますと見積書を提示しても仕事量が減りそういった業者はおそらくつぶれてしまうでしょう。
営業力に自身がある業者の中には50万円で出来る工事を180万円で売ってる業者はいるかもしれません。
いい仕事をしていれば口コミで仕事がどんどん舞い込んでくるなんていう時代ではありません。
そのようなことも若干はあるでしょうが、それだけで成り立つようなことはありえません。
仕事内容よりいかにアピールするか、いかに集客するかということに重きを置いているのが現状です。
完璧ではないにしろ、他社よりはよい工事をしようと目指しているような業者はいるでしょう。
よくある話として
こんな工事でいいのか?
と質問された業者Aは、そんな工事はありえません。わが社ではこういう工事をしてますよ。そんないいかげんな工事をするようなところは信用できません。等と受け答えされる場合も多いと思います。
人の工事を批評するのは簡単ですし、施主様が疑問に思ってることに便乗する方が簡単です。
逆に
以前の工事をほめるというパターンもあるでしょう。
入り込みの段階で、前回の工事はすごく丁寧でいい仕事されてますね~
なんていう業者さんもおられるでしょう。
前回の工事のすべてに満足されている方はわざわざ違う業者に見積もりを依頼しません。ほかの業者を探すってことは理由があることを知ってます。
前の業者は引退されてるとか予算が凄く高かった等々・・・
あからさまにひどい施工の場合以外はほめてあげた方が施主様もいい気分でお話ししてくれる場合が多いでしょう。
初対面の人に家をいきなりけなされたらそれだけで気分もわるくなるでしょう。
工事を依頼した後にチャックすることも大事ですが、
もっと大切なのは安易に契約せず、工事を依頼する前に施工方法を徹底的に確認する。その施工方法に納得する。あいまいな部分は残さない。そうすることで後悔しない塗装工事ができると思います。
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